DTMクリエイター向けPC BTOと自作どちらがコスパ良い?

目次

DTM用PCはBTOと自作のどちらを選ぶべきか

DTM用PCはBTOと自作のどちらを選ぶべきか

結論はBTOパソコンが圧倒的に有利

DTMクリエイター向けのPC選びでは、BTOパソコンの方が自作よりもコスパが良いという結論になります。

自作PCは一見すると安く組めそうに思えますが、DTM用途では音質を左右するオーディオインターフェースとの相性問題、レイテンシーの最適化、DAWソフトウェアの動作保証といった要素が絡むため、トラブルシューティングに膨大な時間を取られてしまいますよね。

BTOが有利な理由を具体的に解説

BTOパソコンショップの多くは、Cubase、Studio One、Ableton Liveなどの主要DAWソフトでの動作検証を行っており、購入後すぐに制作環境を構築できます。

自作の場合、マザーボードのオンボードオーディオとオーディオインターフェースの相性問題でノイズが乗ったり、ASIOドライバーが正常に動作しなかったりするトラブルに見舞われることが分かっています。

さらにBTOパソコンには保証期間中のサポートが付帯しており、万が一のトラブル時にも制作を止めずに済むのが大きなメリット。

DTMクリエイターにとって制作時間は収益に直結するため、トラブル対応に数日を費やすリスクは避けたいところです。

DTM制作に必要なPCスペックの考え方

DTM制作に必要なPCスペックの考え方

CPUは多コア性能とシングルスレッド性能の両立が鍵

DTM用途では、Ryzen 7 9700XまたはCore Ultra 7 265Kが最適解となります。

DAWソフトはリアルタイム処理でシングルスレッド性能が重視される一方、複数のVSTプラグインを同時に動かすマルチコア性能も必要になるため、両方のバランスが取れたCPUを選ぶ必要があります。

Ryzen 7 9700XはZen5アーキテクチャによって前世代から大幅に性能が向上しており、特にレイテンシーの低減が図られているのがDTM用途に適しています。

Core Ultra 7 265Kも新しいLion Coveアーキテクチャによって効率的な処理が可能になっており、発熱も抑えられているため静音性を保ちながら高性能を発揮できるのが魅力。

ハイエンドのRyzen 9 9950X3DやCore Ultra 9 285Kも選択肢がいくつもありますが、DTM用途では価格に見合った性能向上が得られないケースが多く、コストパフォーマンスを考えるとミドルハイクラスのCPUで十分な処理能力を確保できます。

最新CPU性能一覧


型番 コア数 スレッド数 定格クロック 最大クロック Cineスコア
Multi
Cineスコア
Single
公式
URL
価格com
URL
Core Ultra 9 285K 24 24 3.20GHz 5.70GHz 43230 2437 公式 価格
Ryzen 9 9950X 16 32 4.30GHz 5.70GHz 42982 2243 公式 価格
Ryzen 9 9950X3D 16 32 4.30GHz 5.70GHz 42009 2234 公式 価格
Core i9-14900K 24 32 3.20GHz 6.00GHz 41300 2331 公式 価格
Ryzen 9 7950X 16 32 4.50GHz 5.70GHz 38757 2054 公式 価格
Ryzen 9 7950X3D 16 32 4.20GHz 5.70GHz 38681 2026 公式 価格
Core Ultra 7 265K 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37442 2329 公式 価格
Core Ultra 7 265KF 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37442 2329 公式 価格
Core Ultra 9 285 24 24 2.50GHz 5.60GHz 35805 2172 公式 価格
Core i7-14700K 20 28 3.40GHz 5.60GHz 35664 2209 公式 価格
Core i9-14900 24 32 2.00GHz 5.80GHz 33907 2183 公式 価格
Ryzen 9 9900X 12 24 4.40GHz 5.60GHz 33045 2212 公式 価格
Core i7-14700 20 28 2.10GHz 5.40GHz 32676 2078 公式 価格
Ryzen 9 9900X3D 12 24 4.40GHz 5.50GHz 32565 2168 公式 価格
Ryzen 9 7900X 12 24 4.70GHz 5.60GHz 29382 2017 公式 価格
Core Ultra 7 265 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28665 2132 公式 価格
Core Ultra 7 265F 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28665 2132 公式 価格
Core Ultra 5 245K 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25561 0 公式 価格
Core Ultra 5 245KF 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25561 2150 公式 価格
Ryzen 7 9700X 8 16 3.80GHz 5.50GHz 23187 2187 公式 価格
Ryzen 7 9800X3D 8 16 4.70GHz 5.40GHz 23175 2068 公式 価格
Core Ultra 5 235 14 14 3.40GHz 5.00GHz 20946 1838 公式 価格
Ryzen 7 7700 8 16 3.80GHz 5.30GHz 19590 1915 公式 価格
Ryzen 7 7800X3D 8 16 4.50GHz 5.40GHz 17808 1795 公式 価格
Core i5-14400 10 16 2.50GHz 4.70GHz 16115 1758 公式 価格
Ryzen 5 7600X 6 12 4.70GHz 5.30GHz 15354 1959 公式 価格

メモリは32GB以上が必須の時代に

DTM制作では最低32GB、できれば64GBのDDR5メモリを搭載することをおすすめします。

オーケストラ音源やピアノ音源などのサンプリング音源は、1つの音源だけで10GB以上のメモリを消費することも珍しくありません。

DDR5-5600が現在の主流規格となっており、BTOパソコンでもこの規格が標準採用されています。

自作の場合、メモリの相性問題で起動しなかったり、XMP設定が正常に動作しなかったりするリスクがありますが、BTOパソコンでは事前に動作確認されたメモリが搭載されているため安心して使用できます。

Micron(Crucial)やGSkill、Samsungといった信頼性の高いメーカーのメモリを選べるBTOショップを利用すれば、長期的な安定性も確保できるでしょう。

メモリ不足はDAWソフトのフリーズやクラッシュの原因になるため、予算が許す限り大容量を選択した方がいいでしょう。

ストレージは速度と容量のバランスが重要

DTM用PCのストレージ構成では、システムドライブに1TB以上のGen.4 SSD、サンプルライブラリ用に2TB以上のGen.4 SSDを搭載するのが理想的です。

Gen.5 SSDは最大14,000MB/s超の読込速度を実現していますが、発熱が非常に高く大型ヒートシンクやアクティブ冷却が必要になるため、DTM用途では静音性を損なうリスクがあります。

Gen.4 SSDでも7,000MB/s前後の速度が出るため、大容量のサンプルライブラリを読み込む際のストレスは十分に解消されます。

WD(WESTERN DIGITAL)、Crucial、キオクシアといった人気メーカーのSSDを選べるBTOショップを利用すれば、信頼性の高いストレージ環境を構築できるでしょう。

HDDはアクセス速度が遅く、サンプル音源の読み込みでレイテンシーが発生するため、DTM用途では使用を避けるべきです。

バックアップ用途であれば外付けHDDやNASを別途用意する方が、制作環境の快適性を保てます。

パソコン おすすめモデル5選

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56D

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56D
【ZEFT Z56D スペック】
CPUIntel Core i7 14700F 20コア/28スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.10GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト
マザーボードintel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56D

パソコンショップSEVEN SR-u5-4070F/S9

パソコンショップSEVEN SR-u5-4070F/S9
【SR-u5-4070F/S9 スペック】
CPUIntel Core Ultra5 235 14コア/14スレッド 5.00GHz(ブースト)/3.40GHz(ベース)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースCoolerMaster Silencio S600
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN SR-u5-4070F/S9

パソコンショップSEVEN SR-u7-6170K/S9

パソコンショップSEVEN SR-u7-6170K/S9
【SR-u7-6170K/S9 スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265K 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P20C ブラック
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN SR-u7-6170K/S9

パソコンショップSEVEN SR-u5-4060N/S9

パソコンショップSEVEN SR-u5-4060N/S9
【SR-u5-4060N/S9 スペック】
CPUIntel Core Ultra5 235 14コア/14スレッド 5.00GHz(ブースト)/3.40GHz(ベース)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P10 FLUX
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN SR-u5-4060N/S9

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56B

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56B
【ZEFT Z56B スペック】
CPUIntel Core Ultra5 235 14コア/14スレッド 5.00GHz(ブースト)/3.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P10 FLUX
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56B

グラフィックボードはDTMに必要か

グラフィックボードはDTMに必要か

基本的には不要だが映像制作も行うなら検討を

純粋なDTM制作だけであれば、グラフィックボードは必須ではありません

CPUに統合されているグラフィック機能で十分にDAWソフトの画面表示は可能ですし、複数のモニターを使用する場合でもマザーボードの映像出力端子で対応できます。

ただし、ミュージックビデオの制作やライブ配信、VJとしての活動も視野に入れているクリエイターの場合は、GeForce RTX5060TiやRadeon RX 9060XTといったエントリークラスのグラフィックボードを搭載しておくと、映像編集ソフトのレンダリング時間を大幅に短縮できます。

DaVinci ResolveやAdobe Premiere ProなどのNLE(ノンリニア編集)ソフトは、GPUアクセラレーションによって処理速度が劇的に向上するため、映像制作の頻度が高いなら投資する価値があるでしょう。

GeForce RTX5070TiやRadeon RX 9070XTといった上位モデルは、4K映像の編集やエフェクト処理でその真価を発揮しますが、フルHD中心の制作ならミドルクラスで充分です。

AI音源生成ツールの普及でGPUの重要性が増す可能性

最近ではAIを活用した音源生成ツールやボーカル合成ソフトが登場しており、これらのツールはGPUの演算能力を活用することで高速な処理を実現しています。

GeForce RTX 50シリーズは第5世代Tensorコアを搭載しており、AI処理性能が大幅に向上しているため、今後のDTM制作環境ではGPUの重要性が高まる可能性があります。

Radeon RX 90シリーズも2nd世代AIアクセラレータを搭載しており、機械学習ベースの処理に対応していますが、現時点ではDTM関連のAIツールの多くがCUDAに最適化されているため、GeForce系の方が互換性は高いといえます。

BTOパソコンの選び方とカスタマイズのポイント

BTOパソコンの選び方とカスタマイズのポイント

DTM向けBTOショップの選定基準

BTOパソコンを選ぶ際には、DAWソフトの動作検証実績があるショップを優先することが重要です。

マウスコンピューター、パソコン工房、ドスパラ、ツクモといった大手BTOショップは、主要DAWソフトでの動作確認を行っており、購入後のトラブルリスクを最小限に抑えられます。

また、カスタマイズの自由度が高いショップを選ぶことで、自分の制作スタイルに合わせた最適な構成を実現できます。

CPUクーラーをDEEPCOOLやNoctuaといった高性能な空冷クーラーに変更できたり、ケースをピラーレスタイプや木製パネルのデザイン性の高いものに変更できたりするショップは、長く使い続けるPCとして満足度が高くなるでしょう。


カスタマイズで優先すべきパーツ

BTOパソコンのカスタマイズでは、まずメモリを32GB以上に増設すること。

そしてストレージを2TB以上に拡張することが最優先です。

標準構成では16GBメモリと512GB SSDという組み合わせが多いですが、これではDTM制作には明らかに容量不足。

CPUクーラーのカスタマイズも検討する価値があります。

標準のCPUクーラーでも動作には問題ありませんが、DTM制作では静音性が作業環境の快適さに直結するため、DEEPCOOLやサイズ、Noctuaといった高性能な空冷クーラーに変更することで、ファンノイズを大幅に低減できます。

ケースのカスタマイズは好みが分かれるところですが、Fractal DesignやCorsairの木製パネルケースは、スタジオ環境に馴染むデザイン性の高さが魅力。

NZXTやLian Liのピラーレスケースは、内部が見渡せるため将来的なパーツ交換やメンテナンスがしやすいというメリットがあります。

自作PCのメリットとデメリット

自作PCのメリットとデメリット

パソコン おすすめモデル5選

パソコンショップSEVEN ZEFT R61GG

パソコンショップSEVEN ZEFT R61GG
【ZEFT R61GG スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P20C ブラック
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R61GG

パソコンショップSEVEN ZEFT R67Q

パソコンショップSEVEN ZEFT R67Q
【ZEFT R67Q スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースCorsair FRAME 4000D RS ARGB Black
CPUクーラー空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R67Q

パソコンショップSEVEN ZEFT R65P

パソコンショップSEVEN ZEFT R65P
【ZEFT R65P スペック】
CPUAMD Ryzen5 8600G 6コア/12スレッド 5.00GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5050 (VRAM:8GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースCoolerMaster Silencio S600
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R65P

パソコンショップSEVEN ZEFT R60FD

パソコンショップSEVEN ZEFT R60FD
【ZEFT R60FD スペック】
CPUAMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P20C ブラック
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Pro
パソコンショップSEVEN ZEFT R60FD

パソコンショップSEVEN ZEFT R56DFA

パソコンショップSEVEN ZEFT R56DFA
【ZEFT R56DFA スペック】
CPUAMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060 (VRAM:8GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S100 TG
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R56DFA

自作PCが向いているのはこんな人

自作PCが有利になるのは、既にDTM用PCを所有しており、パーツ交換の経験が豊富なクリエイターに限られます。

マザーボードのBIOS設定やドライバーの最適化、オーディオインターフェースとの相性問題を自力で解決できる知識があれば、自作によって細部までこだわった構成を実現できるでしょう。

また、パーツの流用ができる点も自作のメリット。

以前のPCで使用していたSSDやケース、電源ユニットを再利用することで、初期投資を抑えられます。

ただし、DDR5メモリへの移行やPCIe 5.0対応など、規格の変更によって流用できるパーツが限られるケースも増えています。

自作PCのリスクを正しく理解する

自作PCの最大のデメリットは、トラブル発生時の原因特定と解決に膨大な時間がかかることです。

パーツの初期不良なのか、相性問題なのか、設定ミスなのかを切り分けるには、予備のパーツで検証する必要があり、DTM制作の時間を大きく削られてしまいますよね。

特にオーディオ関連のトラブルは厄介で、マザーボードのグラウンド処理が不十分だとオーディオインターフェースにノイズが乗ったり、USB端子の電源供給が不安定でASIOドライバーが正常に動作しなかったりするケースがあります。

BTOパソコンではこうした問題が事前に検証されているため、購入後すぐに安定した制作環境を構築できるのです。

また、自作PCには保証がパーツ単位でしか適用されないため、システム全体のトラブルが発生した際に、どのパーツが原因かを自分で特定しなければなりません。

BTOパソコンなら、システム全体に対して保証が適用されるため、サポートに連絡すれば迅速に対応してもらえます。

コストパフォーマンスを徹底比較

コストパフォーマンスを徹底比較

BTOと自作の価格差を実際に計算

DTM向けPCの構成として、Ryzen 7 9700X、DDR5-5600 32GB、Gen.4 SSD 1TB+2TB、ケース、電源ユニット、CPUクーラーを揃えた場合の価格を比較してみましょう。

自作の場合、パーツを個別に購入すると約25万円程度になります。

一方、同等スペックのBTOパソコンは約28万円前後で販売されており、価格差は3万円程度。

この3万円の差で、動作検証済みの安心感、システム全体の保証、トラブル時のサポートが得られると考えると、BTOパソコンの方が圧倒的にコストパフォーマンスが高いといえます。

さらに、自作の場合は組み立てに必要な工具や、万が一のパーツ破損リスク、組み立てに費やす時間(通常3〜5時間程度)も考慮する必要があります。

DTMクリエイターにとって、その時間を制作に充てた方が生産的ではないでしょうか。

長期的なコストも考慮に入れる

BTOパソコンには通常1〜3年の保証が付帯しており、延長保証オプションを選択すれば最大5年まで保証期間を延ばせます。

自作PCの場合、パーツごとに保証期間が異なり、マザーボードやCPUは3年保証が多いものの、メモリやSSDは1年保証のみというケースもあります。

保証期間中にトラブルが発生した場合、BTOパソコンなら修理や交換品の手配をショップが行ってくれますが、自作PCでは自分でメーカーに連絡し、RMA手続きを行い、代替パーツを用意する必要があります。

この手間とダウンタイムを考えると、BTOパソコンの保証サービスは非常に価値が高いといえるでしょう。

DTM用PCの推奨スペック早見表

DTM用PCの推奨スペック早見表

予算別の推奨構成

DTM用PCの予算別推奨構成を以下の表にまとめました。

制作スタイルや使用する音源の種類によって最適な構成は変わりますが、基本的な指針として参考にしてください。

予算帯 CPU メモリ ストレージ GPU 想定用途
15万円〜20万円 Ryzen 5 9600 / Core Ultra 5 235F DDR5-5600 32GB Gen.4 SSD 1TB 統合GPU 趣味レベルのDTM、シンプルな楽曲制作
20万円〜30万円 Ryzen 7 9700X / Core Ultra 7 265K DDR5-5600 32GB Gen.4 SSD 1TB + 2TB 統合GPU プロレベルのDTM、オーケストラ音源使用
30万円〜40万円 Ryzen 7 9800X3D / Core Ultra 9 285K DDR5-5600 64GB Gen.4 SSD 2TB + 4TB GeForce RTX5060Ti DTM+映像制作、ライブ配信
40万円以上 Ryzen 9 9950X3D / Core Ultra 9 285K DDR5-5600 64GB Gen.5 SSD 2TB + Gen.4 SSD 4TB GeForce RTX5070Ti 大規模プロジェクト、4K映像編集込み

パソコン おすすめモデル4選

パソコンショップSEVEN ZEFT R60CK

パソコンショップSEVEN ZEFT R60CK
【ZEFT R60CK スペック】
CPUAMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ブラック
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60CK

パソコンショップSEVEN ZEFT R61BK

パソコンショップSEVEN ZEFT R61BK
【ZEFT R61BK スペック】
CPUAMD Ryzen9 9950X3D 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P20C ブラック
CPUクーラー空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION
マザーボードAMD B850 チップセット MSI製 PRO B850M-A WIFI
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R61BK

パソコンショップSEVEN ZEFT R60CG

パソコンショップSEVEN ZEFT R60CG
【ZEFT R60CG スペック】
CPUAMD Ryzen5 8600G 6コア/12スレッド 5.00GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH
マザーボードAMD X870 チップセット GIGABYTE製 X870M AORUS ELITE WIFI7 ICE
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60CG

パソコンショップSEVEN ZEFT R59ABF

パソコンショップSEVEN ZEFT R59ABF
【ZEFT R59ABF スペック】
CPUAMD Ryzen9 9900X 12コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/4.40GHz(ベース)
グラフィックボードRadeon RX 7900XTX (VRAM:24GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7400Gbps/7000Gbps Crucial製)
ケースCoolerMaster COSMOS C700M
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M Pro-A WiFi
電源ユニット1000W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (アスロック製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R59ABF

パーツ別の優先順位

DTM用PCを構成する際のパーツ優先順位は、以下の順番で考えるとバランスの良い構成になります。

  1. CPU:DTM性能の根幹を担うため最優先で予算を配分
  2. メモリ:32GB以上は必須、大規模音源を使うなら64GB
  3. ストレージ:システム用1TB+ライブラリ用2TB以上
  4. CPUクーラー:静音性確保のため高性能モデルを選択
  5. マザーボード:安定性重視、オーディオ回路の品質も考慮
  6. 電源ユニット:80PLUS Gold以上、容量は余裕を持って
  7. ケース:エアフローと静音性のバランス
  8. GPU:映像制作も行うなら追加、DTMのみなら不要

この優先順位に従って予算配分を行えば、DTM制作に最適化されたPCを構築できます。
特にCPUとメモリには予算を惜しまず投資することで、長期的に快適な制作環境を維持できるでしょう。


実際のDTM制作現場での使用感

実際のDTM制作現場での使用感

プロのDTMクリエイターが重視するポイント

プロのDTMクリエイターがPC選びで最も重視するのは、安定性と静音性です。

締め切りに追われる制作現場では、突然のフリーズやクラッシュは致命的。

BTOパソコンの動作検証済み構成は、こうしたリスクを最小限に抑えられます。

また、深夜の制作時にファンノイズが気になると集中力が削がれてしまいますよね。

高性能な空冷CPUクーラーを搭載したBTOパソコンなら、高負荷時でも静かな動作音を保てるため、マイク録音時にもノイズが入りにくいというメリットがあります。

レイテンシーの低さも重要な要素。

Ryzen 7 9700XやCore Ultra 7 265Kは、アーキテクチャの改良によってレイテンシーが大幅に低減されており、MIDIキーボードを弾いた際の音の遅れがほとんど感じられません。

リアルタイムでの演奏録音が多いクリエイターにとって、この快適さは制作効率に直結します。

大規模プロジェクトでの処理能力

オーケストラ音源を多用した大規模プロジェクトでは、100トラック以上、数百のVSTプラグインを同時に動かすことも珍しくありません。

こうした状況では、CPUの多コア性能とメモリ容量が物を言います。

Ryzen 9 9950X3DやCore Ultra 9 285Kといったハイエンドモデルは、こうした大規模プロジェクトでも余裕を持って処理できる性能を備えていますが、価格が高額になるため、コストパフォーマンスを考えるとRyzen 7 9800X3Dあたりが現実的な選択肢になるでしょう。

3D V-Cacheを搭載したX3Dモデルは、大容量のサンプルデータを高速にキャッシュできるため、音源の読み込み速度が向上し、プロジェクトの起動時間も短縮されます。

時間が貴重なプロの現場では、こうした細かな時間短縮の積み重ねが大きな差になるのです。

BTOパソコン購入時の注意点

BTOパソコン購入時の注意点

標準構成のまま購入してはいけない理由

BTOパソコンの標準構成は、価格を抑えるために最小限のスペックに設定されていることが多く、DTM用途では必ずカスタマイズが必要になります。

特にメモリとストレージは、標準の16GBと512GBでは明らかに不足するため、購入時に必ず増設しましょう。

また、CPUクーラーも標準のものは冷却性能が最低限に抑えられており、高負荷時にファンが高回転で回ってノイズが大きくなる傾向があります。

DTM制作では静音性が重要なので、カスタマイズでDEEPCOOLやNoctuaといった高性能クーラーに変更することをおすすめします。

電源ユニットも見落としがちなポイント。

標準構成では容量ギリギリの電源が選ばれていることがあり、将来的にGPUを追加したり、ストレージを増設したりする際に電源容量が不足する可能性があります。

余裕を持った容量の80PLUS Gold以上の電源を選択しておくと、長期的な拡張性が確保できるでしょう。

納期と在庫状況の確認

BTOパソコンは受注生産のため、注文から納品まで1〜2週間程度かかるのが一般的です。

急ぎで必要な場合は、即納モデルを選ぶか、在庫状況を事前に確認しておく必要があります。

特に新しいCPUやGPUが発売された直後は、パーツの供給が不安定になり納期が延びることがあります。

制作スケジュールに余裕を持って注文するか、代替構成も検討しておくと安心です。

自作PCを選ぶ場合の構成例

自作PCを選ぶ場合の構成例

DTM特化の自作PC構成

どうしても自作PCにこだわりたい方のために、DTM特化の推奨構成を紹介します。

ただし、前述の通りトラブル対応は自己責任となるため、十分な知識と経験がある方のみ挑戦してください。

パーツ 推奨モデル 価格目安
CPU Ryzen 7 9700X 45,000円
マザーボード ASUS TUF GAMING B650-PLUS 25,000円
メモリ Crucial DDR5-5600 32GB(16GB×2) 18,000円
SSD(システム) WD Black SN850X 1TB Gen.4 15,000円
SSD(ライブラリ) Crucial P5 Plus 2TB Gen.4 22,000円
CPUクーラー DEEPCOOL AK620 8,000円
ケース Fractal Design Define 7 22,000円
電源ユニット Corsair RM750e 80PLUS Gold 15,000円
合計 約170,000円

この構成であれば、プロレベルのDTM制作に対応できる性能を確保しつつ、比較的リーズナブルな価格に抑えられます。
ただし、組み立てに必要な工具代や、万が一のパーツ破損リスク、組み立て時間も考慮する必要があります。

自作時の注意点とトラブル回避策

自作PCを組む際には、静電気対策を徹底することが重要です。

特にマザーボードやメモリは静電気に弱く、破損すると高額な損失になります。

静電気防止リストバンドを使用し、作業前に金属部分に触れて体の静電気を逃がしましょう。

CPUクーラーの取り付けは、最も失敗しやすい工程。

取り付け圧が不均等だとCPUが破損する可能性があるため、マニュアルをよく読んで慎重に作業してください。

特にAMソケットは、CPUクーラーの取り付け圧が高いため、マザーボードが歪まないよう注意が必要です。

配線も重要なポイント。

電源ケーブルの接続ミスは起動しない原因になりますし、フロントパネルコネクタの接続を間違えると電源ボタンが機能しません。

マザーボードのマニュアルを見ながら、一つ一つ確認しながら接続していきましょう。

将来的なアップグレードを見据えた選択

将来的なアップグレードを見据えた選択

BTOパソコンの拡張性

BTOパソコンでも、将来的なパーツ交換やアップグレードは可能です。

特にメモリとストレージの増設は比較的簡単で、スロットに空きがあれば自分で追加できます。

ただし、保証期間中に自分でパーツを追加すると保証が無効になる場合があるため、事前にショップに確認しておきましょう。

CPUやマザーボードの交換は、BTOパソコンでも技術的には可能ですが、保証が完全に無効になるため推奨されません。

CPUをアップグレードしたい場合は、最初から上位モデルを選んでおくか、数年後に新しいPCに買い替える方が現実的です。

GPUの追加は、映像制作を始めたくなった際に有効な選択肢。

電源容量に余裕があれば、後からGeForce RTX5060TiやRadeon RX 9060XTを追加することで、映像編集やAI音源生成ツールの処理速度を大幅に向上できます。

技術進化のスピードと買い替えサイクル

PC業界の技術進化は非常に速く、3〜5年で大きな性能向上が見られます。

DDR5メモリやPCIe 5.0といった新規格への移行期には、旧世代のパーツとの互換性がなくなるため、部分的なアップグレードよりも全体の買い替えが必要になるケースが増えています。

DTM用PCの買い替えサイクルは、一般的に5年程度が目安。

この期間であれば、最新のDAWソフトやプラグインにも対応できる性能を維持できます。

ただし、使用する音源の種類や制作する楽曲の規模によっては、3年程度で性能不足を感じることもあるでしょう。

BTOパソコンなら、買い替え時に下取りサービスを利用できるショップもあり、古いPCを引き取ってもらって新しいPCの購入費用に充てられます。

自作PCの場合、パーツを個別に売却する手間がかかるため、買い替えのハードルが高くなる傾向があります。

DTM用PCの周辺環境も重要

DTM用PCの周辺環境も重要

オーディオインターフェースとの相性

DTM用PCを選ぶ際には、使用するオーディオインターフェースとの相性も考慮する必要があります。

USB接続のオーディオインターフェースは、マザーボードのUSBコントローラーとの相性によってノイズが発生したり、レイテンシーが増加したりすることがあります。

BTOパソコンの場合、主要なオーディオインターフェースメーカー(Focusrite、Steinberg、Roland、MOTUなど)の製品で動作確認が行われているため、相性問題のリスクが低くなります。

自作PCの場合、マザーボード選びの段階でオーディオ回路の品質やUSBコントローラーの種類を確認しておく必要があるでしょう。

Thunderbolt接続のオーディオインターフェースを使用する場合は、マザーボードがThunderbolt 4に対応しているか確認が必要です。

Core Ultra 200シリーズはThunderbolt 4を標準でサポートしているため、高速なデータ転送と低レイテンシーを実現できます。

モニター環境とデスク配置

DTM制作では、DAWソフトの画面とプラグインのウィンドウを同時に表示するため、デュアルモニター環境が推奨されます。

27インチのWQHD(2560×1440)モニターを2枚並べると、作業効率が大幅に向上するでしょう。

モニターアームを使用してモニターを浮かせることで、デスク上のスペースを有効活用でき、MIDIキーボードやオーディオインターフェースを配置しやすくなります。

ケーブル類もモニターアームに沿わせて配線すれば、デスク周りがスッキリして作業環境が快適になります。

PCケースの配置も重要なポイント。

デスク上に置くとファンノイズが気になるため、デスク下に設置するのが一般的ですが、ピラーレスケースや木製パネルケースのようなデザイン性の高いケースなら、デスク上に置いてもインテリアとして馴染みます。

まとめ:DTMクリエイターはBTOパソコン一択

まとめ:DTMクリエイターはBTOパソコン一択

コスパと安定性を両立できるのはBTO

DTMクリエイター向けのPC選びでは、BTOパソコンが自作PCよりも圧倒的に優れているという結論になります。

価格差は3万円程度に過ぎず、その差額で動作検証済みの安心感、システム全体の保証、トラブル時のサポートが得られるのは非常に大きなメリット。

自作PCは一見すると安く見えますが、トラブル対応に費やす時間、パーツの相性問題、保証の複雑さを考えると、DTM制作に集中したいクリエイターにとってはデメリットの方が大きいといえます。

制作時間を最大化し、安定した環境で音楽制作に没頭できるのは、BTOパソコンならではの強みです。

推奨スペックの最終結論

DTMクリエイター向けPCの最適解は、Ryzen 7 9700XまたはCore Ultra 7 265K、DDR5-5600 32GB以上、Gen.4 SSD 1TB+2TB以上の構成です。

この構成であれば、プロレベルの制作にも対応でき、今後数年間は快適に使い続けられるでしょう。

映像制作も視野に入れるなら、GeForce RTX5060TiやRadeon RX 9060XTを追加することで、より幅広いクリエイティブワークに対応できます。

予算に余裕があれば、メモリを64GBに増設し、ストレージも4TB以上に拡張することで、大規模プロジェクトでもストレスなく作業できる環境が整います。

BTOパソコンのカスタマイズでは、メモリとストレージの増設を最優先し、CPUクーラーも高性能モデルに変更することで、静音性と冷却性能を両立した理想的なDTM環境を構築できます。

標準構成のまま購入せず、自分の制作スタイルに合わせたカスタマイズを行うことが、長期的な満足度を高める鍵となるでしょう。

よくある質問

よくある質問

DTM用PCにグラフィックボードは必要ですか

純粋なDTM制作だけであれば、グラフィックボードは必須ではありません。

CPUの統合グラフィック機能で十分にDAWソフトを動かせますし、複数モニターの使用も可能です。

ただし、ミュージックビデオの制作やライブ配信も行うなら、GeForce RTX5060Ti以上のグラフィックボードを搭載することで、映像編集の処理速度が大幅に向上します。

最新グラフィックボード(VGA)性能一覧


GPU型番 VRAM 3DMarkスコア
TimeSpy
3DMarkスコア
FireStrike
TGP 公式
URL
価格com
URL
GeForce RTX 5090 32GB 48879 100725 575W 公式 価格
GeForce RTX 5080 16GB 32275 77147 360W 公式 価格
Radeon RX 9070 XT 16GB 30269 65968 304W 公式 価格
Radeon RX 7900 XTX 24GB 30192 72554 355W 公式 価格
GeForce RTX 5070 Ti 16GB 27268 68111 300W 公式 価格
Radeon RX 9070 16GB 26609 59524 220W 公式 価格
GeForce RTX 5070 12GB 22035 56127 250W 公式 価格
Radeon RX 7800 XT 16GB 19996 49884 263W 公式 価格
Radeon RX 9060 XT 16GB 16GB 16625 38905 145W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 16GB 16GB 16056 37747 180W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 8GB 8GB 15918 37526 180W 公式 価格
Arc B580 12GB 14696 34506 190W 公式 価格
Arc B570 10GB 13796 30493 150W 公式 価格
GeForce RTX 5060 8GB 13254 31977 145W 公式 価格
Radeon RX 7600 8GB 10864 31366 165W 公式 価格
GeForce RTX 4060 8GB 10692 28246 115W 公式 価格

メモリは16GBでは足りませんか

DTM制作では16GBでは明らかに不足します。

オーケストラ音源やピアノ音源などのサンプリング音源は、1つの音源だけで10GB以上のメモリを消費することも珍しくないため、最低でも32GB、できれば64GBのメモリを搭載することをおすすめします。

メモリ不足はDAWソフトのフリーズやクラッシュの原因になるため、予算が許す限り大容量を選択した方がいいでしょう。

BTOパソコンと自作PCの価格差はどれくらいですか

同等スペックで比較すると、BTOパソコンと自作PCの価格差は3万円程度です。

自作の方が安く見えますが、組み立てに必要な工具代、万が一のパーツ破損リスク、組み立てに費やす時間(3〜5時間程度)を考慮すると、実質的な差はさらに小さくなります。

BTOパソコンには動作検証済みの安心感とシステム全体の保証が付くため、コストパフォーマンスは圧倒的にBTOの方が高いといえます。

CPUはIntelとAMDのどちらがDTMに向いていますか

DTM用途では、Ryzen 7 9700XとCore Ultra 7 265Kのどちらも優れた性能を発揮します。

Ryzen 7 9700XはZen5アーキテクチャによってレイテンシーが低減されており、リアルタイム処理に強いのが特徴。

Core Ultra 7 265KはLion Coveアーキテクチャによって効率的な処理が可能で、発熱も抑えられているため静音性に優れています。

どちらを選んでも性能面での大きな差はないため、価格や好みで選んで問題ありません。

ストレージはGen.5 SSDとGen.4 SSDのどちらを選ぶべきですか

DTM用途ではGen.4 SSDで十分な性能が得られます。

Gen.5 SSDは最大14,000MB/s超の読込速度を実現していますが、発熱が非常に高く大型ヒートシンクやアクティブ冷却が必要になるため、静音性を損なうリスクがあります。

Gen.4 SSDでも7,000MB/s前後の速度が出るため、大容量のサンプルライブラリを読み込む際のストレスは十分に解消されます。

コストパフォーマンスを考えても、Gen.4 SSDが最適な選択といえるでしょう。

BTOパソコンの保証期間はどれくらいですか

BTOパソコンには通常1〜3年の保証が付帯しており、延長保証オプションを選択すれば最大5年まで保証期間を延ばせます。

保証期間中にトラブルが発生した場合、修理や交換品の手配をショップが行ってくれるため、制作を止めずに済むのが大きなメリット。

自作PCの場合、パーツごとに保証期間が異なり、トラブル時の対応も自分で行う必要があるため、BTOパソコンの保証サービスは非常に価値が高いといえます。

将来的にパーツを交換してアップグレードできますか

BTOパソコンでも、メモリとストレージの増設は比較的簡単に行えます。

ただし、保証期間中に自分でパーツを追加すると保証が無効になる場合があるため、事前にショップに確認しておきましょう。

CPUやマザーボードの交換は技術的には可能ですが、保証が完全に無効になるため推奨されません。

GPUの追加は、電源容量に余裕があれば後から行うことができ、映像制作を始めたくなった際に有効な選択肢となります。

DTM用PCの買い替えサイクルはどれくらいですか

DTM用PCの買い替えサイクルは、一般的に5年程度が目安です。

この期間であれば、最新のDAWソフトやプラグインにも対応できる性能を維持できます。

ただし、使用する音源の種類や制作する楽曲の規模によっては、3年程度で性能不足を感じることもあるでしょう。

技術進化のスピードが速いため、DDR5メモリやPCIe 5.0といった新規格への移行期には、部分的なアップグレードよりも全体の買い替えが必要になるケースが増えています。

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